ウチのネコについて(画像あり)
今回はうちのネコを紹介したいとおもいます。
名前はクロです。性別はオス。年は15歳ぐらい(人間で言うと75歳くらいだそうです)
もうジジィですね。最近では所構わずクソをまき散らす特技を覚えました。まさにクソジジィです。そしてこの顔である。
クロとの出会いは私が中学生くらいの時に家の前に段ボールに入れられ捨てられていました。最初は4匹いたんですが、2匹は他の野生動物に殺され、1匹は5年ぐらい生きたんですが病気で死にました。生き残ったのがクロです。
そんなクロとの思い出ですが野良猫と戦いになったことがありました。私が高校生ぐらいのことです。日曜日に私、父でクロを散歩させていました。すると前方から野良猫が現れました。野良猫の名前はゴン介(父命名)。ゴン介はノラネコだけあって細っそりしていました。その鋭い眼差しと体格からあしたのジョーの力石徹を彷彿させます。対する家猫5年目のクロ。暴食と怠惰な生活でダラけた身体、昔のピカチュウを彷彿させます。
両雄互いの存在に気がつくと素早く近づき顔がつきそうな距離でメンチを切り合い威嚇をしました。
「オァァーーー!!」「オォォウゥ⤴︎」という声がかれこれ3分くらい続きました。
しばらく見守っていたのですが、父が「長い。」といい引き剥がすことになりました。作戦はこうです。父が2匹の近くに棒切れを投げ、そっちの音に気を取られている隙に私が2匹の間に足を入れクロをだき抱え逃すというものです。
棒きれを拾い作戦決行です。父が投げた棒切れが予想より近く、ゴン介の頭にクリーヒットしてしまいました。その瞬間にゴン介がクロに襲い掛かろうとしました。作戦は早々にミスをしましたが、私も作戦通り2匹の間に足を入れクロを抱えました。その瞬間ゴン介のパンチのラッシュが私の足を襲いました。と同時に抱えたクロが私の顔にパンチしてダッシュで逃げて行きました。
言葉にならない悲鳴を上げ、崩れ落ちる私。
後ろ姿を見せたクロを追いかけていくゴン介。
猫の喧嘩では、後ろ姿を見せることは敗北を意味します。取っ組み合いになりボロクソやられるクロ。その時、「やめろぉ」という覇気のない声で父がゴン介をサッカーボールのように蹴り上げました。
ゴン介は3メートルぐらいふっ飛び、びっくりして逃げて行きました。
父は私やクロの傷をみて「争いがないのが一番だな」と言いました。私は心の中で思いました。うるせぇ黙れ、、、と。そんな家族全員でノラネコと戦ったのがいい思い出です。
これからもまだまだ楽しい思い出を作って行きたいとおもいます。